23歳になりました。
こんばんは、ハシモトナオです。
GWの余韻も醒めやらぬ5月7日、23歳になりました。
「あれ?そういえば今年何歳になるんだっけ…」と、今年はなぜか何回か自分がいくつになるのか忘れかけてました。
新しいこと始めてみたり、人生初改元における改元初の誕生日を迎えたものの、特に目覚しく特別感があるわけでもなく…
こんなのんびりしてると、あっという間に来年再来年なんだなー。
さて、「23歳」という言葉で思い出したのが、中学2年生当時の担任の先生のことでした。
彼は1年目の新任新米教師、まだ大学も卒業したばかり。
それに教師という職業です。
中学生という難しい時期を過ごす子供たちを数十人も統率して、それぞれを成長させなければならないという、崇高且つなんとまあ難しいお仕事…。
でもそんなの生徒からすれば関係ありません。先生はあくまで先生。
妙に気合いが空回りしていた彼は、当時クラス内で敬遠されていました。
そして私は第1次暗黒期の真っ只中。半不登校、半保健室通いの毎日で、もう敬遠どころの話ではありません。
大して足繁く保健室に来るわけでもない彼を、もはや私は気にも留めていませんでした。
でも今の自分だったら分かる。
仕事とはいえ、1年目でそんなガキに接しようなんてなかなか勇気がいる。
怖いもの、何言われるか分からないし、たまったもんじゃない。
接したところでどうする?
教室へ無理やり引き摺り出すか?違う。
それともずっとこのままで居させるか?違う。
何をしていいのか、何をすればいいのか、絶対分からなくなる。
あの頃は23歳ってもう立派な大人なんだと思ってたけど、全然そんなことなかったんだな。
そしてこれからも大人になりきれないまま、30を過ぎ、40を過ぎていくんだろうな。
そんなことを思う23歳です。
ごめんね先生、だいぶ困らせたでしょう。
「もしかしたらこの子をずっとこのままにさせてしまうんだろうか、俺のせいで」って思わせてたのかもしれない。
そんなことないです。
二転三転しながら、何をどうすればいいかもわからないまま、それでも何かに向き合いたいとする、あの頃の先生と同じように生きてます。